そしたら そしたら
And then......?
谷川俊太郎 文
柚木沙弥郎 絵

2000年 福音館書店刊 1,200

より
 子どもが小さかった頃「そしたらそしたら」とその後を聞きたがって、作りばなしに行き詰まって困ってしまったものですが、谷川俊太郎さんのこの詩のようにエンドレスに進めてゆく手もあったなあと今になって気がつきました。
 さてこの絵本は鹿や河馬、猿、犬、キリン、その他子どもや冷蔵庫、タンパリン、いろいろなものが登場します。僕は何ができてても、そのもののその時の気持と同じような気持になって絵をかきました。ですから説明ではないわけで、自分も絵をかきながら体をそんなふうに動かしてみるのです。ところで・・・・(続きはで)

 

どこからか あおい ビーだまが ころがってきて
いけに おちた

そしたら、そしたら・・・
  かばが かばっと でてきて おおきな くしゃみをした

そしたら、そしたら・・・
  びっくりして きりんが すぺって ころんだ

そしたら、そしたら・・・

そしたら、そしたら・・・

  そしたら、そしたら・・・

    そしたら、そしたら・・・

      そしたら、そしたら・・・

 


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